2009-06-10 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
ただしかし、私は、にもかかわらず人類の英知を信じて楽観的でありたいということを思っておりますのは、例えば、歴史を眺めてみたときに、これまでの人口調整は戦争と疫病なんですね。戦争と疫病で、昔でいうとペストですね、これが人口調整。ただ、今の時代に、戦争をやりましょう、疫病をはやらせましょう、これは断じてそういうことをやってはいけない。
ただしかし、私は、にもかかわらず人類の英知を信じて楽観的でありたいということを思っておりますのは、例えば、歴史を眺めてみたときに、これまでの人口調整は戦争と疫病なんですね。戦争と疫病で、昔でいうとペストですね、これが人口調整。ただ、今の時代に、戦争をやりましょう、疫病をはやらせましょう、これは断じてそういうことをやってはいけない。
これは全額国庫補助で支給されるということですし、農業者老齢年金では、二割が保険料で賄い、八割は国庫補助とそれから人口調整措置ということで、これは国民連帯という、働く者の連帯という考えで、農業者が減ればその分を働く者も一部負担していくというやり方ですよね。
その御苦労は本当に先ほど冒頭に申し上げましたけれども、日本の農業者年金制度の模範であると言われているフランスにおいては、年金支給財源に占める保険料の割合は約二割である、残りの八割は国庫補助として、あるいは人口調整措置等のいろいろな措置がとられているようでありますし、要するに国民全体が連帯してその保険料を賄うのだということであるわけです。
夜間人口調整の問題もあります。もう一つは、言うまでもなく高速道路の渋滞、同僚議員も触れました。もう東京で大事な約束があるときは絶対に高速道路には乗らない、今や定説でございますけれども、こういうギャップというものがやはり生活実感として感じられる。それが今度の四百三十兆円を決める一つの国民の声であったと思うのでございます。
それからまた、途上国の問題は人口問題と食糧ということで、ある国においてはやはりいろいろ人口調整政策をとっている国もあるわけでございます。その中で、また今度は食糧を仮に送っても、末端までこれが届くかどうかということになると、インフラが完備しているかどうかという問題もあろうかと思います。
そこで通産当局にお尋ねしたいのでありますが、根本的な問題は、人口調整、団地と交通機関との有機的な調整もありましょうけれども、差し迫って当面措置をしなければならぬものとして手を打てるものは、許容される限界一ぱい車を走らせて、その稼働率を高め、流動性を高めるということに目を向けることが好ましいのではないかと思うのです。
それは行き過ぎのやつはいけないというが、私はそれもありますけれども、私は、これは優生政策上、また人口調整の上からにおいても、ある程度そういうこともこれはもう絶対いけないという考えではないのです。やはりそういうこともあり得ると思うのですが、あとの措置について、私は今何らの法的な措置がない、こう言うのです。人間の扱いをしておらないと、こう言うのです。
○山本伊三郎君 どうも古井厚生大臣はだいぶ疲れられたと思いますが、何か精気のない答弁なんですが、僕はちょっと意外に思っておるんですが、これは優生保護とか、あるいはその他の法律、厚生省関係のいわゆる優生政策また人口調整政策ということから私は派生的に起こってきている問題だと思う。
○西田信一君 地域開発によって人口を吸収するという考え方は、ただいまの御答弁でうなずけるのでありますけれども、私がお尋ねをしたいのは、一つの国内における人口調整、人口移動計画というのが立って、そしてそれを裏づけするいろいろな開発計画なり、あるいは経済政策というものがその裏づけになるべきだ、そういうようなもっと一歩進んだところの人口地域調整というものが行われてしかるべきじゃないか、こういう点について、
○西田信一君 労働省の地域開発に伴うところの人口調整問題あるいは雇用問題について、具体的な計画ができておるという企画庁長官のお答えでございましたが、労働大臣がお見えになっているようでございますから、労働大臣から一つ御所信をお伺いしたいと思います。
海外に出て行って、まあ自分の国の人口調整をしながら海外に働いて、そうして場合によっては祖国に送金する、こういうような人たちに対してその国々が一応の助成を出しておると私は考えておるのですが、私なりの考えですよ。あなた方の御調査によって、こうした海外移民などで日本と違う点はどういう点でありますか。
○千田正君 で、まあこれは人口調整もそうでありますが、実際において日本の過去の移民や何かの点を調べてみましても、移住して行ったところの日本人が祖国から、自分らの長い間の習慣で、祖国からいろいろな商品を買い付ける。そうしまた貯金の余ったものは祖国に送金する。現在においては、日本の海外の移住者から国内に送金してくる金だけでも、あるいは百億ないし百五十億と称せられておる。
この国内の人口調整等について、少くとも閣内においてこの問題が取り上げられて、大方針が打ち立てられて、それを基礎にしたいろいろな総合施策が講ぜられなければならぬ、この方が先じゃないか。そういう考え方の大方針をきめるということ、そういうことについて一つ御努力を願いたいし、そういう考えがおありになるかどうかという点を、まず先ほどもお聞きしたわけであります。
○井堀委員 もう一つお尋ねしたいのですが、受胎調節に対する知識は私は皆無ですけれども、全くこれは的はずれの質問かもしれませんが、受胎調節と人口調整の問題は非常に密接な関係があることはそのまま認めたい、だからそういう意図からいたしますと少々急激だと思われても、極端な受胎調節を必要とするという客観的な条件はあると思うのです。
○井堀委員 全くわれわれはこういう問題に対して勉強が足りなかったことを恥じておりますが、今御説明の中で一段と不安を感じますのは、人口調整というものが可能なのは、受胎に対する調整だけであるということになりますと、そう近い将来に人口調整というものについて可能性の限界は、もうきわめて狭いということがわかったと思うのです。
これは二つの意味合いを持って参りまして、一つには、将来における人口増加の速度を緩和することが一つと、いま一つはこの生産年令人口の激増期に当りまして、生活の保持、向上といったような点からも必然的にこのような人口調整が普及していくのではあるまいかというふうに考えられるのでございます。
かような意味でありまして、人口問題が日本全体の大きな問題たることは今日御質問申すまでもないのでありまするが、然らばこれを調整する例えば移民問題のごときもありまするけれども、これは九牛の一毛、本当のことを申せば、どうしてもこの人口調整というところに国を挙げてこれは何らかの方法を打たんければならんと思うのでありまするが、厚生大臣はその点についてどういう見解を持つておられるか伺いたい。
人口問題は、現在の国際的環境あるいは国際的所有関係を前提といたします限りにおきましては、アジアの場合そうでありますが、日本の場合も結局は積極的対策は阻止されて、消極的対策すなわち人口調整の手段によらざるを得ないのでありましよう。しかし私は人数恒久の平和を求むる立場から申しますと、過剰人口問題は断じて国内問題でない、かように思うのであります。
○国務大臣(山縣勝見君) 仰せの通り、昭和二十三年に優生保護法の規定によつて人工妊娠中絶というものを、人口調整とかいう問題に関連いたしまして、緩めました結果、昭和二十七年度は七十九万幾ら、仰せの八十万近く、知れておりますものでもあります。その他お話のような闇を入れますと、百万を超過するという次第であります。
それではその間の経過的な問題としてなぜ一応廃したかという問題になりますと私事情をよく承知いたしませんが、大体私の承知いたしておりますところでは、一応当時の状況としては人口収容力の問題とか、人口調整の問題を中心にいたしてあの審議会の一応の使命を達成いたしたと、審議会のいろいろ整理統合等もあつたので、一応それを解いたのであろうと思うので、又適当の時期において適当の規模において適当の問題をとらまえてやるということは
たしか六月からでございましたか人口の収容力並びに人口調整に関して小委員会をおのおの持つてたびたび小委員会を開いて、そうしてたしか十一月でございましたか日は或いは違つているかも知れませんが、人口問題審議会として総理大臣に答申をいたしました。その際は主として人口の吸集力並びに人口調整の二部門に亘つて人口問題を検討いたしましたので、昭和二十五年に委員会等の廃止に伴つてこの審議会が廃止されました。
そういう点から一応総論的な人口収容、総論的な人口調整に関して答申をされたのでありますから、これは私はそれでよろしいと思う。今後は或る程度データとして取上げられる過去八年間の基礎もできたことでありまするから、殊に人口問題審議会を持ちますることは喫緊のことだと考えます。
○小山説明員 今回人日問題審議会を設けますに至りました一番大きな理由は、一応昭和二十四年当時において答申をいただきましたもののうち、人口調整に関する建議は、その後ただちに実施に移されまして、今日受胎調節の普及ということで、いろいろ施策が進められておるわけでございます。
○小山説明員 ただいまお話のように昭和二十四年から約一年間、人口問題審議会というものがございまして、その当時の情勢に基きまして、いろいろ人口問題について問題を御検討願いまして、三月に人口収容力に関する建議と、人口調整に関する建議という二つの建議をいたされまして、一応当時の情勢のもとにおいて結論を出して、それで解散をされた、こういうようないきさつになつております。
○説明員(小山進次郎君) 私の申し方が足りなかつたのでありますが、当時の審議会としてはいろいろ研究をいたしました結果、人口収容力に関する建議と人口調整に関する建議という二つの建議をいたしまして、審議会といたしましては一応結論を出して、それで一応解散したと申しまするよりも任務終れりとして、自分たちとしては先ずこれだけ結論を出しておくということで解散をされたわけでございます。
ところがその建議は人口問題の二つの部門、即ち人口調整と人口収容の問題、そのうちの主として人口調整に関する問題に関する建議でありまして、政府はこの建議に基きまして施策を実施しつつある状態でありまするが、他方の人口収容に関する問題、移民であるとかそういつたような問題に関する基本的の政策がまだ立つていないのが現状でありまするので、ここにこの人口問題審議会を強化して、将来この大きな問題即ち人口問題の他方の人口収容